我が家のサラは、分離不安症ではないかと疑っています。
ママが、ちょっと離れようとするだけで、吠えながらグルグル走ってしまうからです。
昔は、立ち上がる素振りをするだけで、パニックでした。
今でも、グルグル走りますが、ドッグトレーナーの方に相談して大分マシになっています。
堂々と落ち着いていられる日が来るように、我が家で取り組んでいることをまとめてみました。
分離不安とは?
飼い主と離れることに極度のストレスを感じ、様々な問題行動を引き起こす事です。
どんな症状なの?
主な例として、
・過剰に吠える
・トイレではない場所で、排泄をしてしまう
・自分の足を舐めたり、噛んだりする(自傷行為)
・物を破壊する
などが挙げられます。
分離不安の原因
主な原因と言われているのは、次の2点です。
①生活環境の変化
②飼い主の過剰な愛情
我が家の場合、保護されて我が家に来ることで環境が大きく変わった事。
ママは、家で仕事をしているので、一緒にいる時間が長い事。
両方とも、当てはまってしまうんですよね。
一般的な改善法
ドッグトレーナーの方に聞いたことや、しつけ本に書いてあることをまとめると、
①短い時間の留守番に慣れさせる
②外出は、犬に気づかれないように
③留守番時の環境を整える
④帰宅したら、犬が落ち着くまでかまわない
⑤出かける前に、しっかり運動をさせる
⑥在宅中に、犬と距離を置く時間を作る
⑦失敗を叱らない
などが、よく言われています。
現在取り組んでいること
主に、サラに対しての練習です。
メイは、サラの時の反省を生かして、そこまで飼い主に依存しないように仕向けました。
- 出かける素振りをして出かけない
家の鍵を持つだけ、着替えるだけ、メイクするだけ等です。
実際には、出かけません。
そうすることで、お留守番だとわからないようにしていきます。
- 距離を置いて座る
飼い主が在宅中に、犬が一人の時間を作ってあげるようにします。
違う部屋で、作業をするとかです。
まだ、難しいですけどね。
あとは、座るときにくっつかないように、こぶし1個分あけるようにして距離を取るようにしています。
- 部屋から出る練習をする
サラ・メイが落ち着いて座るか伏せをした状態で、飼い主が部屋から出て、戻るを繰り返します。
もちろん、おとなしくできたらご褒美をあげます。
正直、距離を置いて座るというのが難しいです。
サラは、膝に乗ってきてしまうので、寝たら膝から降ろすということにしています。
まとめ
「飼い主は、必ず帰ってくるから大丈夫」ということを理解してもらうには、かなり時間がかかります。
それに、メイが来てから、サラの精神状態が不安定で興奮しやすくなってしまいました。
逆に、メイは落ち着いてきたので、釣られてサラも落ち着いてくれると嬉しいのですが。
そう簡単には、行きませんからね。
サラが落ち着いて過ごせるように、地道に頑張っていきます。
ちなみに、
分離不安の話は、この有名な本でも触れられています。
ただ、この本は、分離不安の記述に関しては参考になりますが、しつけ全般に関しては、我が家がお世話になっているドッグトレーナの方とちょっと考え方が違うんです。
分離不安については書かれていませんが、しつけに関しては、こちらの本のシリーズがお勧めです。